今日も沖縄県の八重山からクロマグロとキハダマグロが入荷しています。
クロマグロは157.4キロ、これが築地の初ゼリだったらいくらの値が付くんでしょうか?!
今日はマグロについてお話したいと思います。
マグロと名付けられた由来を皆さんご存知でしょうか?近海で獲れた鮮度の良いマグロは青味を帯びたツヤのある身にキレイな黒い色をしています。皮肌が真っ黒だからそれで「真黒」。
これが一般的な説ですが、眼が黒いからという説もあります。
ちょっと眉つばですが、切ったすぐの時は真っ赤な身が、置いておくと黒くなることから名付けられたという説もあります。
マグロの鮮度を見るキメ手は、やはり色。ツヤのある冴えた赤い色をしているのが品質の良いマグロです。
ではマグロの身はなぜ赤いのか?これは肉の色素と血の色素に含まれる鉄分が他の魚には見られない美しい赤身を作っているのです。
天然マグロと養殖マグロでは、写真のようにこれだけ色目が違うんですよ。
通は、赤身を好みます。と言ううか筆者が年を取り、嗜好が変わったせいかもしれません。
最近は、むっこい(脂っぽい)ものが人気なので養殖モノ需要はあり、養殖技術の向上で魚の旨味も格段に良くなっているので養殖も捨てたもんではないですよ。
マグロには頭の働きを良くする(DHA)、成人病を予防する(EPA)、動脈硬化を防ぐ(タウリン)、貧血を予防する(鉄分)、良質のタンパク質、ビタミン、ミネラル等を豊富に含んだ健康食です。