今年も好きな回転寿司ネタナンバーワンは、「サーモン」でした。
どうしてなんでしょうか?美味しくて美味しくて安いから?
はま寿司では「サーモン110円(消費税込み)」で提供していますが、今時100円で買える魚なんてないですよね。
でも60歳を超えた人に、ちょっとあの脂は正直辛いモノあります。
そう言った意味では、私は今が旬のマダイ(真鯛)を押したいですね。
結構全国各地からマダイは出荷されています。
なぜマダイが大量に獲れるのか?
実は今の時期から7月頃がマダイの産卵時期となっており、桜前線と共に浅場に移動して来るのです。
いわゆる「乗っ込み」と言われる現象です。
マダイは満4歳から10歳くらいまで毎年産卵を行いますが、多回産卵で1万粒の5~10回程度繰り返すそうです。
では産卵された無数の卵から成魚になる確率は?
何と100万分の1しか成魚になれない、狭き門となっています。
と言うことは、目の前にいるマダイは「ラッキーの塊」となります。
運悪く今回は漁師に捕まり、私たちに食べられてしまいますが、blogとしては漕ぎ着けたくなります。
産卵時期のマダイは、子孫繁栄のために食欲旺盛です。
もしかしたら、腹を割ると卵か白子が入っているかもしれません。
そしたら煮付けなどで食べると良いですね。
マダイはとても淡泊な味わいですが、どストライクな魚に当たると養殖マダイに負けぬ脂もあります。
捨てる所は骨と鰭ぐらいで、ほゞほゞ食べ尽くせる万能食材です。
自分の好きなスタイルで食べて欲しい魚であり、料理する人の技量が試される魚です。
キレイな桜色の姿に、目も腹も満たされて欲しいですね。
横浜から全国へ。
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