人の持っている体力や気力って、年齢とともに衰えて行きます。
十代、二十代では感じることがない感覚が、三十代になると訪れる。
四十代、五十代となったら、カラダが動かない、疲れが抜けにくい等尚更のことです。
恐らくこれが老いと言うものだろう。
老いは誰にもやって来るものですが、気持ちや鍛錬によって進行を遅らせることも出来るのでは?
先日亡くなられたアントニオ猪木氏は、数多くの名言を残しています。
その中で、「人は歩みを止めたときに、そして挑戦をあきらめたときに、年老いていくのだと思います。」と示しています。
とても心に浸みる言葉です。
六十代、七十代はジジイだと思っていたけど、自分自身がその年代になると、ジジイでも頑張れるんだと言う姿を皆に見せたいと思っています。
今日は休み前に仲卸伊勢三で購入した「マツダイ」を紹介します。
マツダイ、鯛と言ってますが、タイ科の魚ではなく、肖り鯛の仲間です。
古代魚のような外見ですが、いったいどんな味わいなのか興味があり購入しました。
先ずはどうやって食べるのか?生か熱を入れるのか?
鮮度には問題がないと言われていたので、迷わず生食に決めました。
三枚おろしをするために鱗引きをすると、散弾銃のように飛び散る系で、相方に怒られる系でした。
身に包丁を入れるとクロダイみたいな感じ、皮を引くと血合いがとてもキレイです。
骨に残った身肉を摘まんで食べると、癖のない白身で、マダイやクロダイと言われても分からないと思います。
ここで思ったことは、単純な刺身では箸が進まない。
すなわち休みの日におかずを作っても、皆に文句を言われるだけ。
急遽、冷蔵庫にある野菜を使って、カルパッチョにしてみました。
プチトマト、玉葱、人参、胡瓜を賽の目に切って、マツダイにオン。
オリーブオイル、お酢、レモン汁、塩胡椒でドレッシング作り。
最後にあれば、パセリなどを振りかけて下さい。
メインはマツダイなのか、それとも野菜なのか分かりずらいですが・・・・・。
お皿はキレイになったので、結果は◎と言う答えをもらいました。
かなりおしゃれな感じですが、これだったら野菜嫌いのお子様でも行けるかも。