今の時期、メバル属の魚が美味そうですよ。
代表選手のアカメバル、北海道の鯛と呼ばれているクロソイ、シマソイと、丁度良いサイズが大量に入荷しています。
メバル属は、学名Sebastes(セバステス)、ギリシャ語の尊厳、立派な、尊ふべきと言う言葉に由来する合成語で、西欧人名Sebastian(セバスチャン)と同根です。
3世紀のデイオクレティアヌス帝のキリスト教迫害で、柱に身を縛り付けられ、針でいっぱいのハリネズミのように多くの矢を射られ殺害されたセバスティアヌス(Sebastianus)に由来するそうです。
アカメバル、ソイともに秋から冬にかけて旬を迎え、今が食べ時ですね。個人的には煮付けがお勧めです。
最近、自分自身で試しているのが煮付けに水を入れず調味料のみで煮込むのですが、味がしっかり滲みた出来上がりになりますよ。是非お試しください。
追伸
昨日、地元のスーパーで、ハタハタ(オス)を購入しました。
一ざる11匹入って398円で、衝動買いしてしまいましたが、晩のおかずは決まっていたので、内臓処理をして10%の食塩水に漬けた後、家の内で干しております。今晩いただきます。
(ハタハタはウロコがなく、内臓処理も簡単でしたよ。しかし魚体のねばりは包丁の背で取ってあげると良いですね。)