ユメカサゴで、気を揚げ揚げ。

『名は体を表す』と良く言いますが、今美味しいサワラ(鰆)の名前の由来も外見に由来すると言われています。

細長いカラダの魚で、腹の部分がとても狭いため『狭い腹』→『狭腹』→『サワラ』と呼ばれる説があります。

今日はサワラと同じように『名は体を表す』魚を紹介しますが、偶然にも違う魚なのに同じ名前「ノドグロ」と通称名・地方名で呼ばれているんです。

その魚は『ユメカサゴ』、とてもキレイなカサゴですよね。

発泡ケース見て見ると、ユメとノドグロが併記されています。

そしてたまたま口を大きく開けている『ユメカサゴ』がいたので、そっと近寄ってみると・・・・・。

思わず納得の『ノドグロ』、喉が黒い。

しかもユメカサゴのお腹を捌くと、喉黒いだけじゃなく腹グロでもあるんですよ。

名前の通りカサゴ一派なので、煮付けなどで食べると非常に美味しいユメカサゴ。

一般的にはカサゴよりもお手軽な値段、そして魚体が大きいので満足度も高いはずです。

カサゴと言うと焦げ茶でイメージ暗めですが、ユメ=夢と言う言葉、鮮やかな自然の彩り、全く逆の明るいイメージ。

赤・朱色は、お目出度い時の色、厄除けの色でしかも幸運をもたらす色と言われています。

なぜか体調を崩しやすい5月、総合的な気を揚げるためにユメカサゴを食べるのもいいですね。

追伸

ちなみにもう一つのノドグロ、アカムツの口の中はこんな感じです。