画像の加工はしてませんが、金魚みたいにキレイでしょ。
発泡スチロールの箱に表記されている名前は「ノドグロ」、小笠原の海からやってきました。
ノドグロ?といってもアカムツとは違う魚で、ノドグロも正式名称ではなくスズキ目カサゴ亜目メバル科の「ユメカサゴ」が標準和名です。
改めてよく見てみると、容姿はノドグロと言うよりもキチジ(キンキ)に似てますね。
ただ今日入荷したユメカサゴは、1箱2㌔11尾(平均180g/尾)入れで少し小さ目です。
そのため、頭が大きく見えませんか?
そうなんです!カサゴ系の魚は別名「ガシラ=頭」と呼ばれ、ユメカサゴもカラダの割に頭が大きいガシラ系です。
そしてなぜ「ノドグロ」と呼ばれているのか?
実はユメカサゴもノドグロも腹腔膜が黒く、口を開けると喉の奥が黒く見るためにその名で呼ばれているんです。
なぜかユメカサゴ、キチジ、アカムツの3種類は煮付けが美味しいんです。
その中でもお手頃な値段で入手出来るのがユメカサゴで、筆者は絶対お勧めです。
可食部が少ないので、ユメカサゴまるごと全部を味わうには贅沢に汁物の具に使用して下さい。
手や口のまわりが汚くなりますが、気にせずに骨をチュウチュウして食べて欲しいですね。
ガシラ系はこれからが旬。
身も太り、脂がのり、肥えてくるので美味しくなりますので、要チェックです。