関西のセリ場で、連子鯛に同化するようにキレイな光線を放つ魚を見つけました、ユメカサゴです。
早速その場でスマホで調べたら、記事になりそうな面白い魚です。ユメカサゴは別名、ノドグロと呼ばれているんです。
さすがにこの場で魚を捌いて見ることはできませんが、お腹の中は真っ黒!!口の中はチェックが出来るのでチョット失礼して見てみると大きな口を開けるとやはり真っ黒でした。
サヨリと同じように光を遮蔽しているんでしょうか、不思議です。
アカムツと同じノドグロと呼ばれるユメカサゴですが、味も値段も肩を並べる高級魚です。
近海の水深150メートルから200メートルの砂泥地に生息するユメカサゴは、白身で全身脂の乗った美味しい魚です。
根魚に赤い体色をしたものが多いのは、アスタキサンチンを多く含むエビやカニを沢山食べているから、味は間違いないでしょうね。
皮下にゼラチン質の部分があり、ここが特に味がいいらしいです。
筆者は残念ながら、アカムツもユメカサゴも食べたことがありませんが、機会を見つけて買ってみたいと思います。