市場で「ロケット」を発見!と言っても何処かの狂った国の話ではないですよ。
市場でロケットと言えば、「ソデイカ」のことです。
このソデイカ、鮮やかな赤色からアカイカ、姿形から観音イカ・樽イカ、沖縄ではセイイカ(セーイカ)と呼び名も様々です。
そもそもの名前の由来は、胴の左右にあるエンペラ、耳みたいなやつが着物の袖のようであるためその名がついたそうです。
市場に出荷される時は、発泡のケースにピッチリ収まっているので[袖」を拝むことは出来ないですね。
でっかいイカの代名詞はダイオウイカですが、人の話では「美味しくない」そうです。=「不味い」とも違う微妙な感じ。
対してソデイカはどうなのか?
生食はただ分厚い身肉をくちゃくちゃ噛んでいるだけで、味わい薄く顎が疲れるだけ。
しかし1度冷凍し解凍すると、不思議なことに身肉は柔らかく、旨味が増し美味しく変身するそうです。
どのくらい凍らした良いんでしょうか?ネットには1年なんで書いてありました。
ちなみに冷凍して美味しくなる食材ベスト3は、1位ステーキ肉、2位えのき、3位あさり(シジミ、ハマグリでも可)だそうです。
今度お試し下さい、いや試してみたいと思います。
ソデイカ誰が食べるの?って最初は正直思っていました。
しかし意外に身近なところ(=スーパーや量販店)に加工品として販売され、多くの方が目にしているんです。
例えば、冷凍のイカロールや、シーフードミックスの中に入っている分厚い白いイカなどに使われています。
市場の秋の風物詩的存在のロケット、もう季節は秋です。