ワカシはシェフの想像力一つで美味しく食べれます。

この魚なに?と思わず聞いてしまうワカシが、コンスタントに平塚市漁協より入荷しています。

小さいけど成魚なの?それとも幼魚なの?

よ~く見てみると、大人になった姿を想像できます。=ワカシはブリの子供です。

それもピカピカの一年生、少し古いワードで筆者の年齢がバレそうです(笑)。

「こんな小さなブリの子供を獲って勿体ない!」と考える人もいると思いますが、定置網漁は魚種も魚の大小も選べないので仕方がないです。

そう言えば、先日行われた市場開放日の地魚つめ放題の際も、ダンベの中に大量のワカシが紛れていました。

そもそもブリの幼魚なので不味いことはないワカシですが、最大の特徴はブリ特有の脂ののりがないことと、しっかりとした歯応え・食感です。

ではどのような料理方法が良いのか?

①オーソドックスに塩焼き、尾頭付きで見た目はバッチリ。でも少しあっさり過ぎるかも。

②脂分が少ないのでバターやオリーブオイルを使ったムニエルや香草焼きなど。

③食感を楽しむためにカルパッチョやマリネなど。

成長の度合いで味わい方がかなり異なるワカシは、安価に入手可能なので1度に複数の料理に挑戦するとイイですね。