最近セリ場で良く見かけるんですよ。
そして2018年7月23日の水産業界紙『みなと新聞』には興味深い記事が掲載されていました。
その正体はワタリガニことガザミ、しかも宮城県産が多く入荷していることに注目したいと思います。
『みなと新聞』によると、東日本大震災後に海底の環境が激変したことに起因するのではと言うことです。
きっかけは意図したものではないですが、自然・天からお返しがあってもイイですよね。
はワタリガニではお馴染みのカネキ新港水産㈱より、8入れ、9入れ、10入れ等様々なサイズに分けられて出荷されて来ます。
この時期箱を開けっ放しにすると氷が緩むので、蓋は締めっ放しです。
それでは画像が撮れないので、ちょっと失礼してパシャ!
この個体はオス、
そしてこちらはメス。
ワタリガニの雌雄は、カニの腹側・褌を見れば判別出来ますが・・・・・。
発泡の箱には雌雄の別を表示するものもないし、どうやって判別してるんだろう?
勝手に箱を開け閉めしている間に、あることに気が付きました。
箱に書かれている文字の色が違う。
察しの良い人はもうお分かりですよね。
黒がオスで、赤がメスだったんです。
今のメスは褌いっぱいに外子を抱いています。
さぞかしメスの方が人気があるものだと㈲港屋商店佐藤さんに聞いてみると、日本人は煮付けやバスタ、味噌汁などに使いますが、中華料理や韓国料理の料理人には絶対にNGだそうです。
今の時期は身入りのあるオスが人気で、メスが美味しいのは内子が入った冬から春の時期です。
これだけ並んでいると、ついクラクラと目が眩みます。