最近、ブクブクに入った美味しい奴をよく見かけます。
泡の中をよ~く見て見ると、その正体が分かりましたワタリガニです。
1年を通して出荷されてくるワタリガニ、いつでも美味しく頂くことが出来ます。
しかし、オスかメスで扱いが全然違うんです。
メスガニは外子、内子、そして身肉の3つを楽しめるんですが、オスガニは当然抱卵できないので外子もなければ内子もありません。
ではオスガニは『用無し』なの?と心配してくれた人、優しいですね。
オスはメスに比べてカラダが大きく、しかもメスのように卵に栄養を取られないため、身詰まりが非常によく身の甘さが魅力的です。
おまけに美味しい時期がオス(7月から10月上旬)とメス(12月から6月)で違い、ほゞほゞ1年間楽しめるなんて理想的な食材ですね。
追伸
なぜが活けのワタリガニの箱を見ると、カニが引っ繰り返っているんです。
なぜだか分かりますか?
自分で泳いでいるうちに引っ繰り返る場合もあります。
しかし大体が、カニの目利きをするため持ち上げ重さ(身入り)や外見、オスメス、臭気をチェックする際に逆さになるみたいです。
もしかしたら、これって市場あるあるかも(笑)。