ワラサが相模湾で大量に水揚げされている。
そして昨日に引き続き本日も、平塚市漁協の定置網にワラサが迷い込んだようです。
今日は何と199本(ちなみ前日は60本)。
鮮魚課、特種課の社員が全員で、1本1本計量して重さ毎にワラサを並べて行きます。
この光景は、毎年3月から6月頃に横浜市場に訪れる恒例行事みたいなもの。
セリ場に敷き詰めたパレットの上に、横たわる無数のワラサを見ないと横浜市場に本当の夏は来ません。
ちなみに一度この流れに当たると確変モードに入り、大当たりの確率が高まります。
数年前に大当たり3連チャンなんてあったけど、今年はどうなるんでしょう?
これだけ纏まったワラサが入荷して来ると、さすがに販売のプロでも売りさばくの大変。
しかも成魚のブリではなく、ワラサ。
加えて真鶴、小田原、佐島、三崎など相模湾の各所でワラサが纏まって水揚げされているから競争が激しいんです。
漁師の方々が希望する価格水準と乖離はありますが、それでも何とか全てを売り切りました。
この光景を見てどのように感じましたか?
私は年を重ねる度に、漁業の難しさ・売り買いの難しさを痛感している。
単純に魚が大量に水揚げされれば、全てが〇ではないんです。