『潮速(しおばや)』という現象が相模湾や、千葉県内湾などで発生しています。
鮮魚課小島社員の話では、海水が川のように流れているそうです。
その流れで、定置網漁の網勿論、網を固定する土台までも流す威力があるそうです。
平塚市漁協の『追っ駈け』は、潮速の影響で操業しておらず魚の出荷がありません。
しかしセリ場には、横須賀市の一印井本水産より出荷された恰幅のいい本カマスが並んでいます。
鮮魚課佐藤社員に何処で獲れたのと質問すると、横須賀長井沖だよと答えてくれました。
もしかしたら、JF横須賀市大楠漁協で入札された本カマスかもしれません。
かなり腹回りがメタボ。
本カマスの鮮度がイイから、エラがイイ色しています。
関東地方では、8月上旬頃まで抱卵・白子を持ち脂ものっていますが、産卵後はげっそり脂も抜け気味。
その後しっかり餌を食べて来た本カマスは、ご覧の通りです。
1尾250~300g越えで、身がしっかりしているので、㈲元初商店大菊社長もおススメ。
筆者はワンパターンで塩焼きなんですが、大菊社長にどうやって食べた方がいいのか聞いてみました。
大菊社長曰く、カマスは水っぽい魚なので、塩焼きだったら一塩して一晩寝かした方が良かな。
一尾サイズがシッカリして鮮度もいいので、半身を炙り刺身にしてもいいんじゃないかと話してくれました。
実は美味しそうだったので、予算の関係上2尾だけ購入しました。
どんな味わいだったか来週報告します。