鮮魚課小島社員のセリ場に珍しい魚が・・・・・。
九州福岡から大量のサバが入荷しています。
サバなんて普通じゃないかとみなさんお思いでしょう。
でもアジ扱いを得意としている小島社員のセリ場に、こんなに大量のサバ(マサバ)が並ぶことは珍しいことです。
当社のなかで魚種に特別な線引きはないのですが、小島社員はアジ扱いが得意と勝手に私は決めちゃっていました。
そう思わせたのは、いつも大量に入荷するアジの山を的確に売りさばいている姿をみているからだと思います。
今日入荷しているマサバは福岡大成㈱、そして同じ福岡のマルショウと九州から遥々やってきたものです。
九州でサバと言うと、大分県の関サバ、長崎県の旬サバ、宮崎県のひむか本サバなど名だたるブランドサバを排出するサバ激戦地。
こんなに纏まって九州からマサバが入荷するのは久々、最近では珍しいことだそうです。
もしかしたら台風などが海流に変化を起こしている可能性もあります。
九州のマサバは相模湾のひょろいサバとは違い、ごんぶとで立派に成長しています。
画像のサバを見て鮮度大丈夫なの?と思われた方いたと思います。
確かに平塚の追っ駈けで出荷されて来るサバは目が透明で澄んで見えます。
でも魚は目を見て鮮度を計るなんて素人みたいなこと言わないで下さいよ。
サバやイサキの目は塩水に弱いので、水氷で出荷されてくると目が曇る=濁るのは止むを得ないことです。
そして魚の鮮度や目利きは、魚体の色艶が良いこと、鰓が真っ赤でキレイだったり、魚体の緩みなど総合的に判断して下さい。
蒸し暑い日本の夏、汗と一緒に体内から塩分を消失しています。
サバの塩焼でも食べて、不飽和脂肪酸(DHA,EPA)、ビタミンD、そしてミネラル分を補充して下さい。