今、キンメダイが高い!
昨年の暮れ辺りから、そんな話が聞きたくなくても耳に入ってきます。
キンメダイ扱いのプロ、鮮魚課佐藤社員にそのへんのところ聞いてみました。
静岡ブランドの稲取、神津島など小笠原の島廻り、千葉の勝浦・銚子・東京湾口など、ほゞ切れることなく入荷されるキンメダイ。
実は、ちょっとした異変が起きているそうです。
それは水揚げされる魚のサイズです。
1㌔超のサイズの水揚げが極端に少ないのに対して、500㌘中心サイズのキンメダイが兎に角獲れるそうです。
今までは気になるサイズの偏りはなかったそうですが、どうかしちゃったんでしょうか?
ざっくりした相場感を言うと、1㌔超サイズは500㌘サイズの倍。
取引値の高い1㌔超の水揚げ量が少ないため、売上高が落ちるのは当り前なんですが・・・・・。
売上高は昨年水準を何とか維持出来ているそうです。
と言うことは、かなりの量の500㌘サイズ級キンメダイ水揚げされ、且つ、キンメダイの価格が急騰しているからです。
1年を通して市場で見かけないことがない魚、キンメダイ。
その中でも今の時期のキンメダイは脂がのって美味しいんです。
三枚に下ろして、しゃぶしゃぶで食べた~いな。