最近季節感が少しずつなくなってきているイメージがあるんです。
量の多寡はあるものの、1年を通して市場では見かけることも・・・・・。
これって初鰹と呼んでいいんですよね?
先日は和歌山県からしょらさん鰹、今日は千葉県勝浦より鰹が入荷しています。
初鰹と言えば、毎年春を迎えるこの時期、九州方面から北上を始め、太平洋側の各所で水揚げされる鰹をこのように呼んでいます。
しかしまだ2月に入ったばかりなのに、こんなに鰹が入荷していていいんでしょうか。
土佐の一本釣りで有名な高知の鰹でさえも、初鰹の声を聞くのは初夏の5月~6月です。
もしかしたら『迷い鰹?』、いや『迷子の鰹』の方が正しいかも。
今日入荷した勝浦の鰹は、魚体は大きく丸々太った個体がまとまっています。
入荷する魚の数が多いことは、当社にとっては嬉しいことです。
それは売上・利益に直接的につながるからです。
でも地球温暖化に異常気象、海水温の上昇、黒潮の大蛇行等々、地球が悲鳴をあげている。
日本の良いところである、春・夏・秋・冬の4つの季節=四季があることです。
その四季が近年1~2ヶ月くらいずれている気がします。
地元神奈川の海『相模湾』は、冬枯れが理由なのか、昨年よりさっぱり魚が獲れない状態が続いています。
でも海水温はいつもより高いと聞いています。
個人的にはちょっと腑に落ちないんですが、県内浜の情報を営業担当より継続的に入手したいと思います。