横浜丸魚のグループ会社『館山丸魚㈱』よりワラサが入荷してます。
丁度館山丸魚㈱秋山社員がいたので、魚の状態を聞いてみました。
すると、恥ずかしいから止めてくれと一言。
本来この時期のワラサは、脂ののった背黒=シコイワシ=カタクチイワシを沢山食べて太っていてもいいのですが・・・・・。
見て直ぐにわかるスリム、ストレートな表現だと細くて貧弱かな?
もともとワラサは寒ブリのような脂ののりを楽しむと言うより、噛んだ時の歯応え・食感・ほんのり脂ののりが持ち味。
どうしても魚の腹の中を見せて販売している訳ではないので、外見そして第一印象が非常に大切になります。
秋山社員は本当の魚扱いのプロだから、自分が目利きした魚には責任と誇りを持って対応しています。
だから、魚の評価は必然的に辛目かな。
今、平塚市漁協の定置網漁で獲れるワラサが、K当りセリ値250~350円くらい。
市場であれば、この価格に若干の利益がのった金額でお求め出来ます。
今のワラサは間違いなく安い、しかし工夫をして料理しないと美味しくない食材です。
それだけに、料理のしがいのある食材だと思います。