グループ会社の館山丸魚㈱より、磯釣りの外道として有名な魚「ニザダイ」が入荷しました。
標準和名は「ニザダイ」ですが、市場では「サンノジ」の方がお馴染みです。
鯛を名乗っていますが、スズキ目ニザダイ科の仲間で「あやかりタイ」です。
「にざ」とは「にせ」から転訛した言葉で、直訳するとちょっと可哀想ですが「偽鯛」ですね。
サンノジは見ての通り尻尾付近に3本の縦縞が見える?
本当は4本ですが・・・・・、漢字の「三」に見えるから「三の字」なんです。
どうやらアングラーにとってニザダイは厄介者のようです。
磯釣りチヌで人気のチヌ(クロダイ)狙いで臨むと、棚違いで思いかけず外道でニザダイが連発することがあるそうです。
普通、食べれる魚が釣れるのであれば外道でも嬉しものですが・・・・・。
ニザダイの扱いはどうやら違うようです。どうしてなのか?
その理由は、魚が非常に磯臭いからです。
しかし、ニザダイの匂いを直接嗅いでも、手に取って触ったモノを確認してもそんなに気にならない?
ネットで調べてみても、冬は良いけど夏は駄目、夏は良いけど冬は駄目、夏冬関係なく磯臭過ぎるなど意見は様々。
こうなると、自分で食べて確認しないと駄目そうですね。
何とか調達して、明日報告したいと思います。