またお会いしました、上県漁協のブランド魚「紅瞳(べにひとみ)」です。
前回は特種課の売場で1月21日に、そして今回は鮮魚課小島社員の売場で再会です。
見れば分かりますよねアカムツ、もしかしたら「ノドグロ」の方がメジャーな呼び方かもしれません。
ノドグロの名前の由来は、口の中が黒いためそうそう呼ばれているが、標準和名はアカムツです。
比較的暖かい水深100~200㍍に生息し、太平洋側では関東から南、日本海側では新潟から北陸、山陰、九州にかけて分布しています。
時々平塚市漁協の定置網にかかることもあり、活けモノで入荷することもあります。
のどぐろは、大きいものだと40㌢を超え1㌔になる大物もいますが、小さいサイズでも美味しい白身魚です。
関東の市場では、東のキチジ(キンキ)、西のアカムツ(ノドグロ)と東西を代表する超高級魚です。
肝心の値段の方ですが、キロ当たり安くても樋口一葉1枚は最低必要で、時には福沢諭吉でも足りないケースもあります。
これは市場での取引値段なので、皆さんが見かける高級鮮魚店の店先では、樋口一葉に野口英世が数人助っ人の参加してもらわないとゲットできないですね。
何のサカナでも歩留り良く食べるには、焼くか煮るのか一番だと思います。特にノドグロの身肉は、熱を加えるともっちりとした食感と濃厚な脂を楽しめます。
もし筆者が自宅で食べるのであれば、シャブシャブで食べてみたいですね。
身は三枚におろして、残ったアラから出汁を取ったら、野菜をたっぷりいれて頂くイイですね。(単なる想像です。)
紅瞳じゃなくてイイから、ノドグロ食べてみたい。(切実なる願望です。)