魚偏に春と書いて「鰆(サワラ)」。
サワラには旬時期が2つあります。
1つ目は文字通り3月から5月(春から初夏)の時期と、寒ザワラと呼ばれる12月から2月の時期です。
今はいずれにも属さない今の時期ですが、幼魚のサゴシ・サゴチではなく、成魚サワラが市場に入荷してます。
気づいたのは先々週くらいから、三重県鳥羽市の答志島のシールを貼られたサワラが大量にセリ場に並ぶようになりました。
型はけっして悪くはないかな。
脂ののりはどうなんでしょうか?よく脂がのってくると、魚体にある斑点が滲むと言われています。
今入荷しているモノは、どちらかと言えばハッキリしているかも?
サワラはどちらかと言えば、「サ」がつく細い魚。
そのため、焼くのがそんなに簡単じゃないんです。
しかし素材そのものの旨みを感じ、楽しむのなら塩焼きなどが良いのです。
はっきり言ってあっさりとした白身魚なので、塩味だけではちょっと・・・・・。脂ののりもないと心配ですよね。
だったら、西京漬けなど味噌漬けや塩麹などに漬け込んで焼くことをお勧めします。
脂ののりがそこそこだったら、皮目が焦げずに上手に焼けるかもしれません。
今度買って、今の時期のサワラを味わってみたいと思います。