生サンマが、根室、厚岸、釧路より入荷しております。
7月11日にサンマ漁が解禁して約1ヶ月、見た目かなり魚体も太ってきて美味しそうです。
因みに今年の築地初入荷サンマは、卸値㌔25,000円、一尾当たり3,300円だったのですが、現在市場で取引されている卸値は、㌔3,000円を切れるくらいです。
仮に2㌔、15匹入りの箱の場合、6,000円÷15匹=400円。
この値段に仲卸・小売店の利益、運賃、消費税が加算されるので、お店での販売価格は500円を超えてしまうんでしょうね。
もう少し我慢すれば、魚体も太り、もっと脂ものってくるし、値段もお手頃になってくると思います。
しかし、水産庁の平成28年度サンマ長期漁海況予想によると、あまり良い内容ではないそうです。
推定資源量の昨年対比で10%下回り、釧路沖に停滞する暖水塊が漁期初め魚群回遊を拒むうえ、9月以降も魚が南下しにくいようです。
昨年は不漁で、長らく庶民の食べ物として、「値段は100円」「サンマは安い」と言った概念を崩されました。
今年はどうなるんでしょうか?