今年は水産業界受難の年なのか。
魚が獲れない上に売れない、しかも鮮魚水揚げ産地に大雨・台風が・・・・・。
天気予報では、台風19号が本州に上陸し、関東地方・神奈川県に直撃なんて予想もあるようです。
秋の味覚であるサンマやイカの記録的な不漁、秋鮭も正直に言って豊漁とは言えない状況です。
でもそんな中で、昨年に比べて少し値が下がった高級食材があるんです、それは「生筋子」です。
当り前のことですが原材料が安くなっているので、イクラの塩漬け・醤油漬けの新物製品も若干安くなっているそうです。
食べて美味しいモノは摂取量を注意しないと、コレステロール値、尿酸値等々健康診断で引っかかる可能性があるので要注意です。
今回仲卸で購入した生筋子は500gで税込で2,750円。
できあがった製品を購入するとこの倍近くになるので、自分で作ることを絶対におススメします。
難しいことは一つもありません。
ただ、卵巣膜からイクラを外すのが慣れないとちょっと大変かな?
でも大胆に膜とイクラの間に指を入れて、削ぎ落とすようなイメージで外すとイイですよ。
卵巣膜からイクラを外すのがちょっと苦手と思う方は、既に卵巣膜から外されているバラ子をお試し下さい。
膜から外したイクラは何回か40℃くらいの塩水で濯ぎながら、丁寧にゴミを取り除いて下さい。
イクラを漬ける出汁は、卵巣膜からイクラを外す前に準備しておいて下さい。
出汁には、日本酒や味醂を使うため熱を入れてアルコール分を飛ばして下さい。
約30分の作業時間と、半日冷蔵庫で寝かし込んで完成したイクラの醤油漬けがこちらです。
今迄も簡単、簡単と連呼してきましたが、自家製のイクラ醬油漬けは本当に簡単に作れます。
しかし、自宅作ったと言ったら・・・・・、家族も含め周囲の見る目変わると思いますよ。