毎月第一と第三土曜日に開催される市場市民開放。
そのなかで一番注目を集め盛り上がっているのが、神奈川地魚の詰め放題です。
どんな魚が入っているのか興味ありますよね。
サバ、アジなんて当たり前。高級魚のスズキ、ホウボウ、そしてブリの幼魚ワラサなど魚種も豊富です。
そして獲った魚を見て、「なにこれ?どうやって食べるの?」と問合せが一番多いのがこの魚です。
東京湾、相模湾ではお馴染みのイシモチことシログチです。
こんな魚食べたことないとよく言われるのですが、姿を変えたシログチを食べている可能性がありますよといつも答えています。
シログチは蒲鉾などの練り製品の重要な原材料なんです。
勿論、小田原蒲鉾の御三家(鈴廣・籠清・丸う田代)にも使用されています。
蒲鉾は、魚自体が美味しく、白身で、加工する段階でコシのある弾力が生れる魚が好まれ、シログチは最適な魚となっています。
現在はシログチの漁獲量も減少し、蒲鉾の主力原材料はスケトウダラに変わりつつありますが、高級蒲鉾には欠かせない魚になっています。
当然ご自宅で料理しても美味しく召し上がれます。
今月16日、第三土曜日も神奈川地魚の詰め放題を企画していると聞いています。
料金は300円、絶対に損はさせないですよ。
ちなみに、おつりが出ないように小銭をご用意下さい。