土用の丑の日と言うとウナギが定番と思われがちですが、土用蜆と呼ばれる食べ物があることをご存じですか。
夏の土用は、暑さで弱りがちな体のために、滋養のあるものを食べる風習があります。
ウナギ以外でも、蜆は昔から「土用の蜆は腹の薬」と言われていて、体によく肝機能を高め夏バテに役立つと言われています。
ウナギは豊富なタンパク質、ビタミンA、B1、B2、D、Eさらにカルシウム、鉄分と体に必要な栄養素がこれでもかと言うほどに含まれています。
そして脂質に含まれる不飽和脂肪酸のEPAやDHAを多く含み、タンパク質の一種であるコラーゲンが肌の張りや血管を柔軟にしてくれるそうです。
蜆には、良質タンパク質やグリコーゲンにタウリン、ビタミンが豊富に含まれています。他の貝と比較しても、含まれている栄養素は群を抜いています。
ミネラルは暑い時期は汗とともに排出され、不足しがちな栄養素です。是非とも土用の丑の日の今日、ウナギと蜆の組み合わせ、一度試して下さい。
今晩はウナギ蒲焼きとシジミのお吸い物などいかがですか!