今日は本当に寒い、いや寒さを越えて痛いぐらいで絶対にセリ場は氷点下になっているはずです。
条件反射的にカラダが温かいものを欲しています。
さてマダラ、牡蠣、フグなどイイですね。しかし、やっぱり1度は食べてみたいのがアンコウじゃないですか?
アンコウは「西のフグ(河豚)、東のアンコウ(鮟鱇)」と並び称されている冬の鍋の定番です。
しかしいづれも自宅で試してみようと考える人は少ないですね。筆者も素材が素材だけに下手なチャレンジはできそうにありません。
でもアンコウは、食べられない所がないと言われるように、身は勿論、皮や内臓、エラなど骨以外は全て食べることが出来る無駄のないサカナです。
漁獲高日本一は山口県下関市で、茨城県でないのに少し驚きました。
しかし、親潮と黒潮が交わり良質なプランクトンが豊富な鹿島灘海域などで水揚げされている常磐物は上物として高値で取引されています。
何とか自分で挑戦できないかとレシピを調べてみると、アンコウ特有の滑りや肝や内臓の血液などをキレイに除去すれば、あとの下準備は簡単みたいです。
しかしさすがの吊るし切りは無理ですね。(昨年12月17日市場開放の風景、仲卸ムラマツの村松社長アンコウ吊るし切り)
東京風の醤油仕立てや味噌味、あん肝を出汁に溶かし込んだドブ汁など好みの味を楽しめ、〆はごはんと卵、出汁を加えておじや(雑炊)なんてイイですね。
簡単に美味しく食べるには、当社取引先長井水産あんこう鍋セットかな。