佐島のカツオは日戻りだから、新鮮で美味い。

昨日は笑い話みたいにアニサキスのことを取り上げましたが、冗談で済ませなくなっています。

当社の品質管理室筑井先生が発信している社内報でも、先月23日の女性自身で、サーモンもヒラメも危ない!「アニサキス食中毒」が急増してい

るワケ」と言う記事と、同27日のスポーツ報知では、某有名人がアニサキスに感染し救急搬送された記事が紹介されています。

そして一部の量販店・スーパーでは、上記の情報から生魚を置かないなどの防衛策を取り始めたようです。

嗚呼、鮮魚受難の時は、一生終わらないのか?

それにしても何故最近アニサキス中毒が増えているのか?

アニサキスの一般的な認知度が高まったことに一理あると思います。

加えて地球温暖化の影響や、クジラの数が増え過ぎたためとも言われています。

でも業界人がアニサキスに感染した話は、ゼロではないけど殆ど聞いたことはありません。

それだけ注意を払っている?用心深い?猜疑心?

きっと私を含む業界人は、アニサキスは鮮魚に居て当たり前と言う目で見ているからだと思います。

それでもアニサキスに遭遇したら、私たちだって絶望感に襲われるほどショックなんですよ。

さて今日は地元神奈川県産のカツオが、入荷していたのでご紹介します。

横須賀佐島で水揚げされたカツオが山積み入荷しています。

佐島のカツオ一本釣り漁は、夜明け前に出漁し、相模湾から伊豆諸島の近海漁場で一本釣りで漁獲したものです。

釣ってすぐに氷〆、帰港後に市場向けに出荷されるので、最短では翌日には家庭の食卓に並ぶことになります。

だから鮮度は抜群、他のカツオには負けません。

脂ののりは捌いて見ないと分かりませんが、今年は良いカツオが全国で続いているので期待したいですね。