佐渡にシイラが当たり前になって来ました。

皆さんは気象庁より提供されている海面水温の画像を知ってますか?

最近はネット上にも、その画像が貼られています。

その画像を見ると、ショッキングピンク、そして朱色になった日本近海海域の海面水温を確認できます。

そして高い、いや高すぎる海面水温に、誰もが驚きを隠せないと思います。

北海道、東北以外は概ね30℃、異常です。

この海水温の高さが産む水蒸気が、台風のパワーの源になっているのです。

雨が降らないと雨乞いをし、台風で海を撹拌して欲しいと思ったけど、やり過ぎです。

また新潟県佐渡からシイラが纏まって入荷、嘗てはこの状況に違和感を感じていましたが・・・・・。

最近ではありありの話です。

このブログでも、シイラを「夏の使者」として何度となく紹介していました。

嘗ては相模湾・平塚ではシイラが獲れ過ぎ、街を挙げてシイラを普及していたのですが、今は寂しい限りです。

確実に海は変化し、水揚げされる魚も変化しています。

他人事みたいに現状をつらつら紹介していますが、「水産業」の将来を私たちは本気で危惧しています。

水揚げされるモノが、当たり前のようにある日常に、早く戻って欲しいと願うばかりです。