先週の市場への珍客を紹介しますパート5。

今回でパート5、意外とネタ探しに苦労しています。

今回たまたま大手百貨店で沖縄県フェアーの企画があり、珍しいサカナが市場に集まっていたので助かりました。

まず1番手は長崎県より出荷された超高級魚アラです。

パッと見はスズキに似ているのですが、実はハタ科に属するアラ。しかしその外見からオキスズキなどとも呼ばれています。

そしてクエのことを九州ではアラと呼ぶそうで、話だけ聞いていたら何の魚を食べているのか全く分からないでしょうね(笑)。

2番手は沖縄県よりヒブダイです。

沖縄では普通に食べられているサカナで、アーガイと呼ばれています。顔がオウムのように見えることから、英名では「Parrotfish(オウム魚)」と呼ばれています。

スズキ目ブダイ科のサカナで、ブダイ(武鯛)の名に相応しく全身硬い鱗に覆われています。

そしてなんとその鱗を揚げて食べる地域もあるそうです。

3番手はまたもや沖縄県よりナガブダイ、夫婦?オスメスで登場です。

2番手のヒブダイと同じスズキ目ブダイ科アオブダイ属の魚です。

ヒブダイもナガブダイもオスメスの体色に違いがあり、ヒブダイは全体的に黄色っぽいのでおそらくオスだと思います。

ナガブダイは青い方がオス、赤っぽいのがメスです。

沖縄ではイラブチャーの呼び名がメジャーだそうで、イラブチとも呼んだりするそうです。

しかし、沖縄のサカナはほとんどがカラフルで熱帯魚みたい(笑)。

最初に食べた人は、かなりのチャレンジャーですよね。