北海道網走湖産のワカサギが入荷しています。
実は筆者もワカサギを釣ったことがあるんです。それも極寒の地「赤城大沼」です。
赤城大沼は群馬県の赤城山にあるカルデラ湖で、冬の冷たさは他に例を見ないほどで群馬県内でも1、2を争うほどなんですよ。
余計な話はそこそこにして、なぜワカサギが公魚と書くようになったのか。
諸説あるようなのでどれが正しいのかハッキリ断定できませんが、江戸時代に霞ヶ浦のワカサギが徳川11代将軍徳川家斉に年貢として納められ、公儀御用魚とされたことに由来するそうです。
ワカサギはキュウリウオ科のサカナで、アユやシシャモと同じ仲間です。
ワカサギは海で成長して河川に上り産卵するものと、湖などに陸封されたものといますが、北海道ではほとんどが前者に該当するようです。
こんなに小さなカラダですが、淡水・汽水の両方に生息する能力があるんですね。
そしてワカサギの驚くべきことは、サカナの中で一番カルシウム含有量が高いんです。
因みにワカサギ1尾あたりに含まれているカルシウムは100mg。成人に必要な摂取量は、6から8尾のワカサギを食べれば補えるそうです。
神奈川県内では芦ノ湖、相模湖、近県では富士五湖の山中湖、千葉県高滝湖・三島湖は手軽にご家族で釣りが楽しめますよ。