冬と言ったらナマコだね。

さすがに12月、セリ場が寒いです。

市場人はどちらかと言えば「寒冷地仕様」の人が多く、今でも半袖で作業している社員もいます。

私は「温室仕様」なので、ある程度着込んでいますが・・・・・。

どちらかと言えば着痩せしていたのに、今や雪ダルマ状態で太っているのがバレバレです(笑)。

それでも高性能?の衣料を着て、誤魔化しています。

これだけ気温が下がり寒くなると、或る食材がセリ場に並びます。

こちらが今日の主役、キレイですが花ではありませんよ。

高級食材の赤ナマコです。

花のように見えているのは触手です。

ナマコの多くは、触手を使ってデトリタス(海底に降り積もって堆積した有機物)を主な餌とし、それらを集めて食べています。

市場で働いている特権ですかねぇ、何の抵抗もなく仲卸店舗でナマコを買い求めます。

ビニール袋に海水を入れて自宅に持ち帰っても、元気に生きています。

しかしナマコにストレス与えると、何と内臓を自ら排出し逃走を図ります。

専ら自宅ではナマコの酢の物しか作れません。

しかし中華街で乾燥ナマコを使った煮込み料理を食べましたが、齧る必要のない柔らかさでした。

まだ今期になってナマコを食べていませんが、可能であれば地元神奈川県産を食べたいです。