今日も冷凍エビの原板を流水で解凍していたので、写真を撮ったんですが、色が少し薄いのかな、何エビ?箱を見ると色々な情報が記載されていました。
WHITE Penaeus indicus、HEAD ON、30-40、2kg、SEMI-IQF。
まずは、WHITE Penaeus indicus ですが、正に海老の種類でインドホワイトのことで、ホワイトもしくはホワイトエビと呼ばれています。
クルマエビの仲間で、大正海老によく似ているが、体色がもう少し白いそうです。写真のホワイトはマダガスカル産ですが、エビ職人の工藤社員の話では、インドネシア産の方がもっと色白らしいです。
因みにPenaeus を和訳すると車エビだそうです。HEAD ONは有頭、HEAD LESSは無頭、だそうです。
30-40は凍った原板1ブロックに30~40尾入っていることを表示しているそうです。
数字が小さくなれば、エビのサイズが大きくなり、大きくなるとその並になります。
2kg重量の表示となりますが、エビ自体の重さはネット表示だそうです。
最後にSEMI-IQFですが全く知識がないので、早速インターネットで調べたら、すぐに見つかりました。
IQFとは、Individual-Quick-Frozen(個別急速冷凍)の略で、この特殊な冷凍技術により、マイナス70~80でわずか3分程度での急速凍結が可能となりました。
IQFにより従前はエビ2kgに対して水を1kgを使い、注水凍結品を製造していました。現在はエビ2kgに対して水0.10kgで表面だけを水の膜で覆い凍結するSEMI-IQFが多くなってきています。
その理由は、凍結に多くの水がいらないこと、重量が軽くなるので、輸送コストも削減することができるようです。
冷凍エビの原板1つでも、全く知らないことばかり、色々勉強ですね。
冷凍エビの原板は、コストコでも求めることが出来ますよ。箱の後ろに今紹介した事項が記載させていますので、買う時に参考にして下さい。