今日は珍しいモノに出逢える日で、凍魚のキンメダイを画像に残すことができました。
なにが珍しいのか!
実は、冷凍のキンメダイはそんなに珍しくはないのですが、こんなに大きいサイズでお頭付きは珍しいそうです。
珍しいところ詳しくご紹介します。
その1 色・色目
外見を見て感じるのは色目じゃないでしょうか?
冷凍されるとどうしても色が飛んでしまうのと、魚体が大きくなると色が鈍くなるのですが、鮮やかな朱色がサカナ全体に残っています。
その2 サカナの大きさ
1箱に4尾入っていて総重量約14キロ、1尾あたり3.5キロの大物です。
このキンメダイは、インド洋で水揚げされたもので、通常このサイズは加工用に使われ市場に姿を見せることは少ないそうです。
鮮魚で入荷したら、いったい幾らするんでしょうか?
サカナの状態はカチコチに固まっているので詳細は分かりませんが、脂のってそうです。
その3 お頭付き凍魚
ブログの名記者フグ太郎くん曰く、凍魚の場合、頭と内臓を取り除いたドレスと言う状態が一般的で、ラウンド(丸魚)は珍しいそうです。
そしてキンメダイのお頭は大きいモノは中国へ輸出され、小さいモノは伊勢海老の養殖餌として利用されているそうです。
プロの目利きは上記のような色々な情報を短時間に入手し、仕入れの有無を決めています。
水産業は奥が深く、興味を持って調べて行くと本当に面白いです。