既にニュースをご覧になられた人がたくさんいると思いますが、昨日より北海道東部のサンマ流し網漁が解禁されました。
釧路港には10日未明に9隻の小型船が戻り、合計2.5tのサンマを水揚げしました。
記録的不漁であった昨年の初日に比べ、10倍以上の水揚げがあり漁業関係者からは一様に安堵の声が聴かれたそうです。
気になるのは初セリ値で、過去最高価格をつけた去年に比べると安くなったものの、1キロ当たり14,000円、1尾およそ2,000円の高値がついたそうです。
そして当社のセリ場にも空輸された初物サンマ=空飛ぶサンマが到着しています。(隣の会社のセリ場にはありません。)
厚岸の丸弘水産㈱=マルヒロ、釧路市の㈱富樫水産より出荷して頂いています。
まだまだ走りのサンマなので魚体はか細いですが、例年になく虫に食われたり擦れたりせず非常にキレイです。
初セリ値はご祝儀相場で馬鹿高いものですが、横浜に初入荷されたサンマは箱13,000~16,000円ぐらいです。
卸値で1尾1,000円程度ですから、エンドユーザーに届く時はいったい幾らになってるんでしょうか?
今は庶民の味方とは言えない存在のサンマですが、今後気になるのは値段ですね。
サンマの値段は、水揚げ量で大きく影響されます。
今年こそは「豊漁」、無秩序な漁を続ける外国船に負けないように頑張って欲しいものです。