初物、網走の『釣きんき』登場しました。

鰆、メバル、鰊、鰤と春らしい魚が入荷しています。

しかしそんな中、北海道の春の訪れ=4月がやって来たと思わせる魚が本日入荷しました。

鮮魚課のセリ場で、第58勝喜丸で水揚げされた網走沖産の『きんき』、正真正銘の『釣きんき』です。

『釣きんき』と呼べるのは、登録された4隻の船(第21万泰丸、第36照福丸、第56万泰丸、第58勝喜丸)から水揚げされた網走沖産のきんきだけです。)

釣きんきの主要漁期は4月から12月で、おそらく4月1日か2日に水揚げされた新鮮なきんきが目の前にあります。

写真を撮っていると、上物扱いの山石水産さんが即お買い上げです。

目の毒、懐に毒、お腹には・・・・・、こんな魚を食べれたら幸せでしょうね。

私は、この誘惑に打ち勝つため我慢・我慢・我慢、気の毒です(笑)。

本日の『釣きんき』の市場での取引値は、1箱3万円で気持ちおつりが戻ってくる超高級魚です。

市場でこの値段ですから、百貨店、高級鮮魚店に並んだら・・・・・、想像するだけで恐ろしい。

これでもお手頃価格で、市場でも1箱3万円で買うことが出来ない時もあります。

そして特種課瀧澤社員のセリ場にもありました。

ちょっとちら見。

横浜市詰所の美味しいモノ好きのIさん『釣きんき』は絶対に外してはいけませんよ。

甘いタレで煮付けにしたら、きっと食べた人全てを虜にしてする美味しさです。