昨日、仲卸で初物買っちゃいました「サンマ=秋刀魚」です。
今週の17日(木)に、「今は、サンマよりイワシで栄養補給願います。」なんて紹介していながらなんですが・・・・・。
昨日館山丸魚㈱の秋山社員と「毘沙門イナダ」の話をしている際に、実際に食べないと良いか悪いか分からないよと言われたのがきっかけで購入を決心しました。
ちょっと大袈裟ですね。しかし、食べて分かったことが沢山あり大収獲です。
購入価格は1尾240円。この価格が高いか安いか?普通だったらやはりイワシを選びますよね。
現在は流通網・冷蔵方法が発達しているので、生食・刺身でも食べることが出来ます。
しかし、今年の初物は大定番の「塩焼き」で頂くことにしました。
サンマの魚体は非常にキレイで、若干虫喰ったところがありましたが気にならない程度です。
振り塩をして、ロースターで焼くだけ。内臓は処理しません。
伊勢勝の会長曰く、サンマはそのまま焼くことでカラダ全体に脂(肉で言う肉汁)が染み渡り美味しく仕上がるそうです。
いざ実食、どんな味わいなのか楽しみです。
サンマと言うと脂のりのりのイメージですが、走りのため程よい?厳しい言い方をすればまだまだな感じですが、とても身肉の味を感じれて美味しいです。
そして驚くべきことは、内臓がキレイで量が少なかったことです。
これから本格的な水揚げが始まると、サンマは口を開けている間に大量のウロコを飲み込んでしまうんです。
今度、是非トップシーズンのサンマの内臓を良く観察して欲しいですね。きっと、細かいウロコを発見することができるはずです。
ですから、当社の社員でもサンマの獲れる時期を計って食べ方を変えているモノもいるくらいです。
念のために言っておきますが、ウロコの成分はコラーゲンですから人体に悪い影響は与えません。
しかし、腹の中に入っているモノは十分に熱が通っていないため消化が悪いので注意して下さい。
諸先輩方からのアドバイスを聞いて、実際に食べてみて本当に良かったです。
日を追うごとに脂がのってくるサンマ、次回食べるのが楽しみになりました。