特種課のセリ場に今年の初物を発見しました。シシャモです。ネットで調べたらシシャモ漁解禁のニュース。
苫小牧漁協と鵡川漁協厚真支所で5日(水)よりシシャモ漁が始まり初日の水揚げ量は両漁協とも昨年を大きく上回る順調な滑り出しのようです。
近年は不漁続きだっただけに漁業者は今季の漁獲に期待を寄せているとありました。
本日入荷しているのは、襟裳岬の右側、北海道東部厚岸から入荷です。シシャモはサケが獲れなくて困ったときにアインシモリ(アイヌの人)がカムイ(神)に祈りをささげたところ、柳の葉が落ちて魚になった、これがシシャモであったとされる伝説があるそうです。
と言ってもシシャモが全国的に知られるようになったのは戦後のことで、現在行われているシシャモ桁網漁業が始まったのも1950年代後半からだそうです。
干物が一般的ですが、現在は流通網が発達して鮮魚も出回るようになりました。
シシャモは川魚のアユと同じキュウリウオの仲間で、今入荷しているものは新鮮なのでどことなくキュウリの臭いがします。
特種課岡社員が言ってましたが、皮がやわらかく、グリルや魚焼き器で焼くときはベロッと剥がれてしまうので注意が必要とのこと。
絶対にアルミホイルを使ってはダメですよ。どうやらフライパンやホットプレートにクッキングシートを敷いて弱火~中火で焼いて下さいね。