業界紙で16日(月)、宮城ギンザケが石巻魚市場に初水揚げされたニュースが掲載されていた。
翌日の17日(火)、特種課のセリ場で金華ぎんのフィーレを発見した。
えっ新物の宮城ギンザケが?
水揚げされた翌日にラウンド出荷なら理解出来るけど、フィーレ加工されて出荷されるなんて驚きです。
ちなみに、宮城ギンザケも金華ギンも同じもので、金華ぎんは石巻魚市場を中心に、地域ブランド化事業として新たに設けられた魚です。
今では全国各地で養殖されているサケですが、日本の養殖サケ事業化の先駆け、そして銀ざけ養殖の発祥の地は宮城県だそうです。
さすが鱒とは違って、色目が良いです。
天然秋鮭と比べてみると・・・・・、甲乙つけがたい。
味わいはどうなの?
天然・養殖と選択肢が大きく分かれるところ。
人工=人が考えて作ったエサを食べて成長した養殖魚は、当たり前の話しですが計算された味わいに出来上がっているはずです。
かつて養殖魚は餌の臭いがするなんて言われていましたが、いつの時代の話しなんでしょうか?
かなり給餌されるエサも日々進歩し、改良が進められているので懸念材料は少なくなっています。
初日の浜値はほゞ前年並みのキロ800円台で落札されたと聞いていますが、目の前の金華ぎんのフィーレはいったい幾らするんでしょう。
加工賃、箱代、運賃、利益等々を原魚に加えると・・・・・、考えるだけで怖い。
ちょっと一般エンドユーザーには手の届かない品物かもしれません。
何とかDASHのJ島くん不老不死企画=「初モノ奪取」じゃないけど、東日本大震災と関わり深いなら番組なら宮城ギンザケの初水揚げに立ち会って欲しかった。