北海道にも着実な春の訪れを感じさせるサカナを、鮮魚課北海チームのセリ場で見つけました。
網走の釣きんきです。
暫く見かけていないと思ったら、流氷が着岸していて出漁していなかったそうです。
2017年4月17日付網走地方気象台の発表によると、オホーツク海の流氷は、北見市常呂から網走市の海岸40㌔付近と、知床半島の海岸20㌔から30㌔付近にあるそうです。そして18日には、流氷の動きが激しくなり、海岸から離れて行く見込みだそうです。
そんな最中の網走の釣きんきの入荷、今年の初物です。
仲買人も興味があるので、値段を担当の堀元社員に聞いていきますが、「1,000円」と答えるとふ~んとまともに取り合っていません。
皆さんも本当の値段が幾らなのか、察しがつきますよね。
さすが北の高級魚きんき、こんな値段でもサカナをみれば皆納得してしまいます。
漁が本格的に始まり漁獲量も増えれば、もう少し値段が下がるのかな?
煮付けにするのなら、産地や漁法(釣り、底引き網)に拘りなく、相対的に頭が小さく見えるキンキを選べは良いと思います。
しかし高いのは分かっていても、一生に1度は網走釣りきんきは食べてみたいです。