セリ場に出向いて直ぐに、森水産の大庭さんに呼び止められて、早く写真に撮った方がイイよとアドバイスを頂いたものがあります。
それは、北海道厚岸のマルヒロ水産より出荷されたホタテガイです。
しかしこれがただ者じゃないんです!優に15センチを超えた超ビックサイズです。
特種相対品課小森社員にこのモンスターホタテガイの詳細を聞いてみました。
このホタテガイは、天然モノ。通常地撒きでは、成貝になるまで3年かかり収獲されるそうです。
しかし、この貝は運よく獲られずに年数を過ごしたため、これだけ大きく成長したそうです。
これだけ大きいモノは、本当に珍しいそうです。
因みに1箱4㌔、6枚入りなので、ホタテガイ1枚の重さが660㌘かなりのボリュームです。
ちょうど口を大きく開けていたので、中身をそっと撮っちゃいました。
さすがに手元にメジャーは無かったので、9枚入れ、12枚入れのホタテガイと比較。
地撒きの天然モノは、自由に動き回っているため身が締まって美味しいそうです。
現在では食用の半分以上が養殖モノになっているそうですが、地撒きしているか、貝殻を紐で吊るしているのかの違いで、同じ海で天然の栄養素をたっぷり吸収して育っているので大きな差は感じないと思います。
北海道では、一年を通して出荷されるホタテガイですが、垂下式は3月~4月、地撒き式は8月~9月に多く水揚げされます。
これからも、注目して見て行きたいと思います。