千年タイ、とても魅力的なネーミングです。
外見から真鯛の仲間でないことは明らかで、調べてみるとフエダイ科の魚でした。
昨年の2月12日(木)テレビ朝日の「いきなり黄金伝説」でタレント小島よしおさんが幻の魚としてセンネンダイ(千年タイ)を取り上げていたそうです。
名前の由来は、「千年に一度」で珍しい魚という意味合いか、中国での呼び名「千年笛鯛」からと諸説あるようです。
成魚は全長60センチほどで、稀に1メートル級になり、フエダイ科の中でも大型種です。
体は淡赤色で体側に3本の太い赤帯模様がある。写真を見ると何となく帯模様を感じ取れます。
この独特の帯模様は、しばしば漢字の「川」や「小」に例えられる。ただし、大型個体では帯模様が薄れ全身が赤褐色になることもあるそうです。
沖縄県、鹿児島県、小笠原などでは、食用魚として好まれ大型の白身魚で高級魚に属します。
鮮やかな体色で、大型になることから水族館などで飼育されることもあるそうです。(※京都大学白浜水族館に居るようですよ。)