新型コロナウイルス、どうにも悩ましいですね。
会合、パーティーなど人が多く集まる行事が自粛=実質完全ストップ状態です。
そのため「愛媛のマダイ養殖業者がピンチ!」なんてニュースが、ネット上を駆け巡っていたのがまだ記憶に新しい。
目出度い場所に真鯛はなくてはならない存在。
そして同じように、新型コロナウイルスの煽りを受けている食材を今回紹介します。
その食材は「伊勢海老」です。
8月に入ると千葉県皮切りに伊勢海老が解禁され始めます。
ちなみに神奈川県は6月7月が禁漁で、本家三重県では5月1日から9月30日までを禁漁期間と定めています。
なぜなのか?
おそらく伊勢海老の産卵時期が「初夏から夏」である事と関係があるんだと思います。
しかし神奈川県や千葉県は海水温が高いため、産卵時期が他よりも早いため時期がズレていると想像します。
産卵後の魚が不味いように、伊勢海老も同様のことが言えるそうです。
伊勢海老の旬が秋から冬と言われて所以かもしれません。
威風堂々とした姿をした伊勢海老、髭や脚がないと値段が下がってしまいます。
そして需要がないと流石の伊勢海老であっても・・・・・、取引相場が下がっているようです。
伊勢海老?市場で働いていると見慣れた存在ですが、夕飯のおかずにどうぞのレベルの食材ではありません。
でも今は、伊勢海老が思う存分活躍する機会が、少しでも早くやって来ることを望むばかりです。