半夏生の季節がやってまいりました。
夏至(6月21日)から数えて11日目が半夏生(はんげしょう)
今年は7月1日(金)です。
旬を迎えて栄養価の高いタコを田植え後に迎える半夏生に食べ、稲が吸盤のようにしっかりと根付くことを願掛けする風習との事。
市場では様々な蛸を扱っていますが、特に入荷が多いのは常磐線沿いに多数ある、加工屋のボイル蛸です。
昭和30年代に西アフリカで漁獲された輸入真タコを釜で茹で商品開発し、現在まで様々な試行錯誤を重ね、現在良質な製品を出荷して頂いております。
煮蛸は豆類に似たいい香りがし、又切りされてからボイルするため、くるんと丸まったきれいな姿と、絶妙な加熱でボイル蛸特有の噛みごたえを引き出した加工が魅力です。
加工技術がぎゅっと詰まった煮蛸を半夏生の日にいかがでしょうか?