分かっていたけど、やっぱり鮮魚課小島社員のセリ場にいつもあるモノはなかった。
台風10号の影響で、九州からのアジの出荷がほゞストップ状態です。
その代わりに、横須賀・長井水産㈱や大阪湾からアジが纏まって入荷しています。
どこの仲卸もアジのニーズは高く、現状を把握したうえで必ず小島社員に値段を確認して行きます。
えっ?目が飛び出るくらいの高値。
でも仕方がないです。
台風が原因で、入荷して来るアジの絶対量が少ないことを皆が理解したます。
でも一縷の望みをかけて、平塚の定置網漁「追っ駈け」はどうなのか?
小島社員に確認してみると・・・・・、今日は「潮速」で定置網漁は出漁していないそうです。
これで選択肢は、「買うか」「買わない」の二択になっていまいました。
魚の価格は「時価」、魚の価格も基本「需要と供給のバランス」で決まります。
しかし今回の台風のように、時として自然のいたずらに振り回されてしまう。
そして台風の後は海水も混ざり、獲れる魚も一新します。
さ~て出た目は、丁か半か?良い方向に転ぶことを期待するだけです。
平時の姿に戻るには、早くても休市日開けの木曜日。
セリ場に発砲の箱が山積みされ、並び切れない姿を早くみたいです。