昨晩、お父さん狩野川台風知ってる?と妻に聞かれた。
私は即答しました、年寄りだと馬鹿にしてるの?まだ生まれていませんよと・・・・・。
妻はただ大型台風だから心配して聞いただけと言ってたけど、今回の台風19号は本当に今迄経験したことのない規模なのか?
何となく情報に踊らされている感がありますが、万が一のことを想定して買いだめに走る主婦、その結果スーパー・コンビニの棚はガラガラの状態に・・・・・。
今回本州に接近している台風19号は、1958年9月26日に首都圏に甚大な被害を及ぼした狩野川台風に規模が似ていると言われています。
命の危険性も呟かれているのに、このブログを書いていると言うことは・・・・・。
そうです市場は開場、そして営業に携わる社員は通常より早い時間に出社し勤務しています。
魚はあるのか?連休明けは保証できませんが、今日までは当り前ですが十分あります。
ただ、島廻りと呼ばれている母島、父島、八丈島、三宅島などの小笠原諸島からの入荷は、既に台風の影響を受けてありません。
前置き長過ぎましたが、今日は市場だからお目にかかれる本物を紹介します。
その本物とは、「シシャモ=柳葉魚」です。
北海道は厚岸より出荷されて来たシシャモ、同じ産地ですが下氷と水氷と出荷方法が違っています。
そして取引値を聞いたら、えっ?!
両者の1K当りの取引値の差が3倍以上違うんです。
担当の特種課滝澤社員にその差を聞いたら、「鮮度の差」じゃないかなと話してくれました。
でもそれだけじゃないかも・・・・・。
発泡の箱に1枚1枚貼られたQRコード付きのシール、「大黒ししゃも」と記載されています。
リーダーでQRコードを読み込み紹介番号を入力すると、様々な情報を入手できました。
商品名、原産地、漁獲場所、漁獲方法、生産者等々。
そして「大黒ししゃも」の1箱には、きっちり50尾のシシャモが入っています。
しかも無選別の50尾ではなく、魚体重量30g以上のオスを選別しているそうです。
なるほど手間がかかっているし、トレーサビリティもしっかり追える仕組みがあるのは、値段が高くなっても仕方がないかな。
塩干シシャモは、オスメスや魚体の大きさ・重量によって値段が違いますが、仲卸店舗でも1尾150円で買えないでしょうね。
だとすると50尾×150円=7,500円でも難しいと言うことです。
高い、でも食べたら絶対にシシャモの虜になっちゃうだろうな。
鮮魚も良いし、一夜干しなど塩干しも良い、酒の肴にはピッタリです。
これから市場開放や市場まつり等で市場を訪れる来る機会がある人は、マグロも良いけど、本物のシシャモも要チェックですよ。
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