伊豆大島波浮港からアブラボウズが入荷しました。とてもキレイな魚体で、美味しそうです。
アブラボウズは、テレビ番組でロンブー亮さんが40キロ級を釣り上げたことで一躍有名になった深海魚です。
亮さんのアブラボウズを食べた感想は、「マグロの大トロみたいに脂がのって、身はキレイで淡白で、とても美味しかった。」というコメントが残っています。
また、以前は高級魚のクエに偽装されることもあったようですが、一見して顔付(丸顔か尖った顔か)魚の色も(グレー系に対して褐色系)違うようです。
一般的にアブラボウズもクエも一匹の丸魚(マルザカナ)で見ることは稀で、市場に勤めているので筆者にとっては日常茶飯な光景ですが、・・・・やはり判別は無理ですね。
前回の小田原のソウルフードとして紹介しましたが、残念ながら地元の魚屋さんで今だに発見できずにいます。
煮付けにしたら美味しそうです。
最近は食感の良く、脂の乗ったモノが人気があり存在を見直されていますが、アブラボウズはジャストミートな魚です。
脂質(グリセリド)分解酵素の乏しい体質な人は、脂を消化しきれず腹をこわして下痢になることもあるそうですが、腹をこわすぐらいの大人食いをしてみたいです。