良い形のホウボウが、鳥取県の第三生洋丸より入荷しています。
ホウボウは、寒くなるこれからが本格的な旬の時期迎えるサカナです。
兎に角愛くるしい外見と鮮やかな朱色の体色がチャームポイント、頭が大き過ぎるので歩留りが良くありません。
しかし、ホウボウはカサゴ目ホウボウ科に属し、白身で刺身で食べると美味しいんです。
筒状の体型なため捌き難いとずっと思っていましたが、頭を先に落しておけば簡単に三枚におろせるようです。
切り取った頭は、絶対に捨てないでください。アラから良い出汁がでるので、潮汁などでも楽しめます。
「包丁を使って捌くのはどうかな?」と思う人はたくさんいると思います。
そんな人のためには、内臓だけ取り除き煮込んだ料理はどうですか?
和風であれば煮付け、フランス料理のブイヤベース、イタリア料理のアクアパッツァなど等。
素材が良ければ、適当に作ってもそれなりに美味しく作れますよ。
筆者もホウボウを見ていて、アクアパッツァを作りたいという衝動にかられました。
今度仲卸で買ってみたいと思います。