本日平成30年10月11日(水)、とうとう豊洲新市場が開場しました。
しかし何事もなく開場とは行かず、魚などを運搬する小型運搬車『ターレット』、別名ターレが燃える火災事故が・・・・・。
火災は約30分で鎮火したようですが、周辺道路や首都高速道路は大渋滞になったようです。
当地横浜市場でも、旧築地市場の時から実施している転送荷物が延着するなど、細々影響が出ているようです。
しかし横浜市場は中央市場でありながら、産地市場としての機能を持っており地元神奈川県内の魚を数多く集荷しています。
そんな神奈川県内で水揚げされた魚で、一番気になったのが『マアジ』です。
まず目に留まったのが長井水産㈱から出荷されたマアジ。
鮮魚課小島社員に何処で採れたものなのか聞いてみると、東京内湾は横須賀市久里浜沖だそうです。
形も大きく、体色も黄色味がかって居付きのアジっぽいです。
そして魚好きを自称する人なら、もしやこの地名を知らないなんてことはないはず松輪漁協から出荷されたアジです。
松輪の魚は人の手に極力触れていないので、魚が持つ滑りが残っています。
いい餌をたくさん食べているアジなので、当然身質は文句をつけようがないレベルです。
そして富岡からもアジが到着しました。
本当はここに平塚市漁協の追っ駈けのアジをアップするつもりでしたが、定置網にサメがかかったのが原因で、今日は残念なことに出荷出来なかったようです。
(おまけで昨日のアジ画像です。)
今、神奈川県内でいいアジが水揚げされています。
地産地消、せっかく食べるなら地元神奈川県産のモノを食べたいですね。
追伸
仲卸店舗街を歩いていると、㈲港屋商店の佐藤社長が「写真映りのいい、おススメのアジがあるよ!」声をかけてくれました。
何処のアジと聞いたら、なんと横須賀観音崎の釣りだそうです。
いわゆる『走水アジ』、ブランドアジです。
なぜ追伸なのか?
その理由は簡単、隣りの会社から仕入れたからです。
悔しいけどいいアジだったな。