昨日横浜ではハッピーなニュースと、アンハッピーなニュースが発信されました。
ハッピーなニュースとは、3年ぶりに横浜開港祭のフィナーレで花火が打ち合げられたこと。
コロナ禍での花火打ち上げのため、人が集まる=密をさけるため、あまり広く告知せず実施されたようです。
対してアンハッピーなニュースとは、地元横浜中華街の老舗「聘珍樓」が倒産したことです。
何となく先月の本店閉店から合点が行かなかったのですが、最悪な結末に只々残念でなりません。
今思うことは、この世の中に「未来永劫」なんてないんだと痛感しています。
自然環境が激変して、魚の漁獲量も激減している昨今。
それでも四季に応じた魚が、当たり前のようにセリ場に並ぶことに私は感謝しています。
だから今日は水産業界では今の時期の風物詩として定着している、鳥取県境港のホンマグロを紹介します。
鳥取県境港に巻網漁船からホンマグロが初水揚げされたのが先月30日で、水揚げ量は56.1㌧、1本の平均サイズは130kgだそうです。
昨日、今日と連続して当社のセリ場には境港のホンマグロが3本、7本と並んでいました。
1本が110㎏~130kg超のホンマグロは、頑強な男子3名で運ばれています。
尾切り作業の様子はこちら、素人が見ても良いマグロだと感じます。
大物扱いの仲卸に話を聞くと、皆口を揃えて良い身質だと答えてくれました。
ただ境港のホンマグロだけが如何こう言う訳じゃないけど、マグロは打ち身、身割れ、焼けなどの可能性がゼロではないので、割ってみないと評価出来ないそうです。
今は冷凍も養殖のマグロも品不足状態のため、境港のホンマグロに皆興味が集中しているそうです。
一度は境港のホンマグロを、腹いっぱい食べてみたいですね。