境港で初水揚げされた本マグロが横浜市場にも入荷しました。
当社は50~60㎏台の境港本マグロ13本が、初出荷されてきました。
目の前に並んでいるこの本マグロは、5日に新潟県・佐渡島の近くで巻網漁獲された84.4tの一部です。
鳥取県境港から横浜まで約720km、9時間30分を超える長旅で、午前1時すぎには当地に到着していました。
セリの前には、1本1本重さを計量。
1本が40㎏を超える重さのマグロ、計量には二人もしくは100㎏を超える大物は四人で持ち上げます。
もし長靴の上にマグロが落下したら・・・・・。
大怪我は覚悟しないといけない危険な作業ですが、普通の長靴ではなく安全靴仕様なので心配ご無用です。
そして日本刀のように長く、良く切れる包丁で尾切り。
尾切りを見れば、そのマグロの良し悪しの80%は判断出来るそうです。
その結果、マグロを並べる順番を決めているようです。
その辺の真偽を確認するため、当社大物取扱いのプロ木村社員に聞いてみると・・・・・。
如何やらホントみたいです。
でもどんなに質の良いマグロも、新型コロナウイルスの影響は避けられません。
業務筋の回復なくして、高級食材のマグロの復権は期待出来ません。
しかし水産業界では有名な話しですが、マグロやブリの血や血合い肉、内臓にはセレンと言う物質が豊富に含まれ、新型コロナウイルス感染リスクを低下させる可能性が伝えられています。
もしかして、医療関係従事者並みに接触している市場関係者で、感染云々の話がないのは「魚」、「マグロ」のお陰かも。
と言うことは、魚を食べた人には恩恵があるかもしれませんね。