夏のタラは、美味しいそうですよ。

今日は朝から雷がゴロゴロ、ピカピカ、雨も半端ない土砂降り。

ブログを更新している間も、市場内も一時的な停電、横浜市に避難勧告や土砂災害警戒が当地神奈川区にも発令されています。

公共交通機関に一部遅れが出ていますので、通勤時は十分気をつけて下さい。

しかし、どんな状況でも横浜市民の台所を守る市場は稼働しています。

そして、夏なのに入荷あるんだと驚きを隠せない魚を発見しました、スケトウダラです。

タラ(鱈)と言ったら魚編に雪ですから、冬が旬と誰しもが疑わないことだと思います。

「こんな時期にタラが入荷するんですね。」と鮮魚課北海チーム遠西社員に質問すると、

この時期のタラは、食べた餌が身になり肥えるので美味しいんですよ。と意外な答えでした。

改めてネットで調べたら、冬のタラは鱈腹餌を食べますが、タチや卵巣に栄養を取られて、身は意外と細くなっているそうです。

対して今の時期のタラは、餌が身になり、しっかりした身を十分に楽しめるんです。しかも需要も少ないので値段もお手頃に入手できると思います。

それでも「夏のタラはどうなの?」疑っていませんか。

実は身質のしっかりしたタラは、プロである加工業者が買占めて、タラの粕漬けの原料として冷凍保存するそうです。

プロが原材料として選ぶ魚ですから、お墨付きだと思いませんか。

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